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誰かの”意味あること”になればいい

はじめましてこんにちは、わたしはPhotobackの法人向けサービス『Photoback for Biz』をおもに担当している
システムエンジニアのAJです。
コンテンツワークスにやってきたのは2019年6月ですが、エンジニア歴は9年目になります。


今回はわたしが愛読している漫画『宇宙兄弟』のとあるシーンで、
システム開発におけるテストの意味について「これだ!」と思ったものをご紹介したいと思います。


そのシーンは、数々のトラブル続きの中、月面にたった2人だけ残り、月面天文台を完成させるべくいくつもの
アンテナのチェック作業を黙々とやり続ける宇宙飛行士のムッタとフィリップの会話です。
フィリップは途方もないチェック作業をず~っとやっていることに少し疲れてしまい、
ふと「これって意味あんのかなー」と考えたりしてしまいます。


システム開発をしている中でも、時に何百項目ものテストを何度もこなさなければいけないことがあるのです。
例えば、フォトブックのタイトルのフォントを変更した時
・表紙のタイトル/サブタイトル/著者名
・背表紙のタイトル/著者名
・扉のタイトル/サブタイトル/著者名
・奥付のタイトル/サブタイトル/著者名
・本文の全てのページの柱タイトル
これらすべてに選択したフォントが反映されていること、長い文字列が折り返さずに1行に収まっていることを、
選択できるフォントの数だけチェックをしなければいけません。


だからフィリップの気持ち、すんご~く分かります。


そんなフィリップに対してムッタは、「やったことの結果が誰かの”意味あること”になればいいんだ」と言います。
たとえ不具合が見つからなくても、チェックしたことでシステムを使う誰かが安心して使ってくれれば、
それは意味のあることだったと言えるんだと思いました。


システム開発工程の1/3を占めるといっても過言ではないテストですが、
何百項目ものテストをやっていると、時々ふか~いため息ついて月でも眺めたくなります。
ほんとに。
でもそんな時にこのムッタのセリフを思い出すと、少し頑張れる気持ちになれるのです。

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